第232回「地震鯰の故事来歴(1)」

伊藤和明の「防災えんす」

第232回「地震鯰の故事来歴(1)」

「地下深いところに住んでいる大きなナマズが、身体を動かすときに地震が起きる」と昔の人は本気で信じていました。1855年に起きた「安政江戸地震」のあと、さまざまなナマズ絵が世に出回ったことは、よく知られています。
では、昔からなぜ地震とナマズが結び付けられてきたのか、今回と次回と、2回にわたって地震とナマズの不思議な関係についてお話しします。