第282回「善光寺地震」

伊藤和明の「防災えんす」

第282回「善光寺地震」

今年は、長野・善光寺如来のご開帳が6月29日まで行われていて、多くの参詣者が善光寺を訪れています。 
7年に1回というご開帳は、本来昨年の予定だったのですが、新型コロナの影響で、1年延期され、今年になったというわけです。
ところで、歴史を振り返ってみると、善光寺のご開帳にあたって、多数の参詣者が訪れているさなかに起きた大地震がありました。その名も「善光寺地震」と呼ばれています。
今回はその善光寺地震による災害についてお話しします。

第274回「昭和南海地震から75年」

伊藤和明の「防災えんす」

第274回「昭和南海地震から75年」

今から75年前にあたる1946年(昭和21年)の12月21日、紀伊半島沖から四国沖にかけてを震源とする大地震が発生し、大災害となりました。
太平洋戦争が終わってから1年4か月、戦争の後遺症が続き、人々が苦しい生活に耐えているさなかに発生した大地震で、「昭和南海地震」と呼ばれています。
「防災えんす」では、この地震について、今回と次回の2回にわたり取り上げます。

第264回「沖縄を襲った不思議な大津波」

伊藤和明の「防災えんす」

第264回「沖縄を襲った不思議な大津波」

今からちょうど250年前にあたる1771年4月14日(明和8年3月10日)、沖縄の八重山諸島を大津波が襲い、大災害となりました。
「八重山の明和大津波」と呼ばれています。しかし不思議なことに、津波を起こした地震そのものによる被害はほとんどなく、巨大な津波だけが、石垣島や宮古島に襲来したのです。
今回は、この不思議な大津波についてお話しします。

第263回「津波火災の脅威」

伊藤和明の「防災えんす」

第263回「津波火災の脅威」

東日本大震災から丁度10年になりました。あの震災では、大津波によって、壊滅的な災害が発生する一方、内陸の各所で、津波による火災が、多数発生しました。
津波というのは、大量の水が押し寄せて来るのだから、火など出るはずはないと思われがちですが、決してそんなことはありません。
今回は、津波が招いた火災、いわば「津波火災」の脅威についてお話します。

第261回「貞観地震津波」

大災害となった東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)から、この3月でちょうど10年になります。2万2,000人をこえる犠牲者のうち、9割以上は大津波による水死者でした。
この地震は、マグニチュード9.0という超巨大地震で、地震のあと、よく“想定外”だったとか,“未曾有”の出来事だったなどと言われていました。
しかし、本当にそうだったのでしょうか。今回は、歴史に残る超巨大地震についてお話しします。

第251回「『チリ地震津波』から60年」

伊藤和明の「防災えんす」

第251回「『チリ地震津波』から60年」

今からちょうど60年前の1960年5月、日本の太平洋沿岸は、まったく地震など感じていないのに、突然の大津波に襲われました。
これは、日本の近海で起きた地震による津波ではなく、はるか南米チリの沖合から、はるばる太平洋を渡ってきた津波で、「チリ地震津波」と呼ばれています。
今回は、そのような津波の事例について取り上げます。

第245回「『末の松山』と大津波」

伊藤和明の「防災えんす」

第245回「『末の松山』と大津波」

新しい年を迎えて、ご家庭で「百人一首」を楽しまれた方も多いと思います。
「小倉百人一首」というのが正式の名称で、平安時代末期から鎌倉時代にかけて活躍した歌人・藤原定家がまとめたもので、京都嵯峨の小倉山荘で選定したことから、その名があります。
名前のように、100首の和歌が集められているのですが、その中に「末の松山」という歌枕の詠みこまれた一首があります。

今回はこの和歌と津波災害の関連についてお話しします。

第237回「日本海側で起きた地震と津波(2)」

伊藤和明の「防災えんす」

第237回「日本海側で起きた地震と津波(2)」

前回に続いて、日本海側で発生した地震と津波について、今回は、20世紀後半に相次いだ2つの大地震と津波について取り上げます。
一つは1983年の「日本海中部地震」、もう一つは、その10年後に発生した1993年の「北海道南西沖地震」です。いずれも、大津波によって、大災害をもたらしました。

第236回「日本海側で起きた地震と津波(1)」

伊藤和明の「防災えんす」

第236回「日本海側で起きた地震と津波(1)」

去る6月18日の午後10時22分、山形県沖の日本海を震源として、マグニチュード6.7の地震が発生しました。この地震で、新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱を観測しました。
幸い死者は出なかったのですが、26人が怪我をしたと報告されています。
振り返ってみると、日本海側では、これまでにもたびたび規模の大きな地震が発生していて、大津波災害をもたらした地震も知られています。

そこで、2回にわたって、過去に日本海側で起きた地震と津波災害について取り上げます。

第231回「火山体の崩壊と津波災害(2)」

伊藤和明の「防災えんす」

第231回「火山体の崩壊と津波災害(2)」

前回は、インドネシアで起きた火山体の崩壊による津波の話題を取り上げましたが、この事実は、同じように火山国である日本にとっても、決して他人事ではありません。歴史を振り返って見ると、火山体の崩壊によって大津波が発生した事例は、いくつも知られております。

今回は歴史を振り返ってお話しします。