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2023/08/22

長野県支部 令和5年度聴覚障がい者教養講座 7/23

長野市聴覚障がい者センター「デフネットながの」『水害から身を守るには?』
~本格的な台風シーズンに備え、防災対策を学ぼう~

支部長 大久保隆志

 日本防災士会長野県支部が講師依頼され、約40名の聴覚障がい者と支援者の方々が参加されました。 
手話通訳と要約筆記により、私たちの説明や思いを的確にお伝えしていただきました。ありがとうございました。 
 私と防災士・公認心理師・学校心理士、宇野千登世 氏が講師を務め、宇野先生の教え子でもあるAさんも手話でお手伝いくださいました。
 ハザードマップの見方や避難警戒情報をどうやって入手するか?避難するタイミングや方は?・・・ 

 特にレベル3.高齢者等避難の段階で避難するために考えられる方法について重点的にお話させていただきました。
 また、普段から準備しておくとよいものでは、県支部FBにもUPされていて、手話通訳動画、 『C&A いざというときのために作ってみませんか』も観ていただきました。 
 また、ペットの避難、車中泊避難の注意点、食料の備蓄についてもお話しさせていただきました。 
 休憩時間には、ダンボールベッドや非常用持ち出しリュックなどをご覧いただいたり、体験していただきました。 

 最後に、緊急医療手帳への記入や防災ポーチの準備についてのワークショップもおこない、予定時間を30分以上オーバ-するほど、熱心に真剣に学習をしていただき、ご質問も沢山いただました。
 聴覚障がい者にとっての防災・減災対策には、課題もたくさんありますが、一つ一つの取り組みに向かい合っていくことの重要性も痛感させられました。私たちも参加者から多くのことを学ばせていただきました。 
 
「みんなで助かる」ために、防災士もさらに精進しないといけません。