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2022/07/26

長崎県支部 令和4年度「学校安全教室推進研修会」報告

報告書作成:事務局 川浪良次

 7月14日(木)長崎県教育庁児童生徒支援課の要請により、長崎県庁大会議室で災害図上演習(DIG)開催。毎年この時期に開催、DIGかHUGを東日本大震災翌年から実施。研修会参加者は、公立学校の小・中・高の教師及び保育士等です。
 今年の参加者は32名、例年は150人ほどでである。この件について担当の方にお尋ねすると、コロナ禍とのことです。
 長崎県教育庁児童生徒支援課長さんの開会挨拶後、最初の講義演習として「災害図上演習(DIG)」、9時40分から12時まで。昨年も大村市で大雨の影響もあり、教育機関の災害リスクの把握の重要性が再認識され、今年はDIGになったとのことことです。講師は旭芳郎支部長、スタッフとして鍵原行雄副支部長・瀬﨑弘幸幹事・川浪良次。4人のグループで8班編成。
 今年、長崎県では過去の大災害から節目になる年です。昭和32年7月25日死者・行方不明者630名「諫早大水害」から65年。昭和57年7月23日死者・行方不明者299名「長崎大水害」から40年。災害について行政・マスコミも考える機会となっています。
 今回DIGに使用した地図は、諫早市を流れる一級河川「本明川」を中心とし、諫早大水害について考える機会となりました。この地図作製は、国土交通省長崎河川国道事務所にご協力いただきました。
 旭支部長のワークショップ指導の下、受講者の皆さんは熱心に取り組んで頂きました。この研修会が、教育機関防災の一助に繋がりましたら幸いです。長崎県教育庁担当の課長さんより次年度も継続開催したいので、協力要請また、丁重なる挨拶も頂きました。

講義会場の様子
ワークショップ取り組みの様子
ワークショップ指導