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2024/04/02

長野県支部 能登半島地震支援活動(珠洲市・能登町)2/1~2/29

                                     支部長 大久保 隆志

 日本防災士会長野県支部は、1月に引き続き石川県支部との連携支援として、2月1日〜2月29日まで、避難所支援に会員が交代・引継ぎしながら継続して珠洲市に入りました。15名で延べ76人。

 また、珠洲市災害ボランティアセンターの作業にも防災士として参加いたしました。
 1月支援に入った経験から、避難所の状況が日々刻々と変化することから、情報共有しながら現地での引継ぎが必要との判断から、派遣計画を作りました。
 2月、仕事の調整をしながら現地支援に入っていただいた15名、ならびにそれを後方支援してくださった県支部会員の皆様に心より感謝申し上げます。
 1月1日、一瞬にしてあらゆるものを喪失された方々。先の生活の見通しのない不安、ストレスと疲労の蓄積…
 仮設住宅の建設、入居が一部始まり、ボランティアセンターも受け入れが始まったものの、限られた人数です。

 発災2週間後と2ヶ月後の今では、地域の景色は全く変わっていない印象です。
 何度現地に入ってみても、被災された方々に寄り添った支援ができているなんて、とても言えないし、やりきれない気持ちを抱えながら戻ってきているのが正直なところです。
 長野県支部は、3月も支援に入る計画を立てています。
 また2月19日から、長野県社会福祉協議会との連携で能登町にも会員が5日間支援に入りました。
 決して前のめりになることなく、謙虚により謙虚に、内に秘めた積極性を持ってできることに取り組んでいきたいと思います。