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2022/12/02

福岡県朝倉市 朝倉災害支援ボランティア活動センターによる富有柿収穫支援活動 11/19

 朝倉災害支援ボランティア活動センター代表 天野 時生 防災士

11月19日(土)朝倉市杷木志波において、志波富有柿収穫のボランティアを行いましたので報告します。
平成29年7月に発生した九州北部豪雨で被災した朝倉市ですが、5年を経過し何事もなかったかのように日常生活を取り戻してきています。
しかし、市内を見ますと川沿いでは重機やトラックが動き、国道沿いは飲食店が閉まったままのところもあります。
そんな中での富有柿収穫ボランティアでした。昨年は不作(裏年)で活動ができませんでしたので2年ぶりの活動となりました。
朝倉市周辺はこの時期、山々が柿色に染まります。さっそく朝から柿農園の方とボランティア2名で収穫を始めました。
今年は柿の実りもよく、大きく育った柿を次々と手際よく収穫していきました。午後から雨が降り出すまで、午前中だけの作業でしたが、10ケース約800個の柿を収穫できました。収穫のピークは11月下旬ですが、赤く実った柿を選りながらの作業でした。
翌日20日に私の居住する那珂川市南畑地区でイベントが開催され、収穫した富有柿280個を販売し、被災地の柿農家の方を支援することができました。
朝倉市は被災後、復興計画として10年の計画を立てています。今年6年目に入り、再生期として発展期へ向けての重要な時期を迎えています。
私たち防災士 朝倉災害支援ボランティア活動センターは、今後も被災後の状況を見ながら被災者に寄り添った活動を行っていきたいと考えています。